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立体的に楽しむ家庭菜園/タワープランツ

家庭菜園で手作り安心野菜を作ってみたいという方も多いはず。お庭があって土をいじれる環境にあるなら良いですが、集合住宅だと限られたスペースでプランターを横に並べ、種類多く野菜を作るとなるとスペース的に難しいですよね。

そこで空間を縦に利用することで、スペースを効率よく使用した野菜やハーブ作りに発想を変えてみましょう。

立体的なプランツの組み合わせなら省スペースでプチ菜園が出来てしまいます!

ベランダ菜園にはタワープランツ(立体)がおすすめ

ご覧のようにプランツを立体的に組み合わせることで何種類かの野菜を同時に育てるにはこちらのプランターがおすすめです!

タワープランツはこんな方におすすめ

  • 少し土をいじってみたい
  • 料理が好きでオーガニック野菜にも興味がある
  • ハーブを常時摘めるようにしたい
  • 家庭菜園に興味があるが畑を借りるまでは思っていない
  • 子供と一緒に野菜を育てたい
  • プチ農業を楽しみたい
  • 鑑賞・収穫両方を楽しみたい
  • 店舗などのディスプレー的な目的に使用したい

野菜やハーブにスポットを当てましたが、花苗を植えこんだ立体プランツガーデニングもよさそうです。花用なら夏冬問わず1年を通して楽しめるのもメリット。少ない苗で立体的におしゃれなガーデンを作れそうですね。

この商品は3段・4段とあり共にプラスティック製・スティール製が用意されています。

プラスティック立体プランツ

プラスティック製には3色のラインナップ、グレー・ホワイト・明るいグリーンがあるので、好みの色を選ぶと良いでしょう。もちろん1段でも2段利用できるので、その都度利用方法で変えることができます。

仕様

大きさ:幅・奥行きとも380mm(プランター本体の大きさ)
高さ(1段あたり):174mm(プラスチック製)
高さ(4段積み上げたとき):約70~73cm(3段積み上げたとき):約50~60cm
素材:ポリプロピレン(プラスチック製)
土の量(1段あたり):14L(プラスチック製)

スティール製立体プランツ

スティール製はスタイリッシュであることから、店舗のインテリアやエクステリアとしても使えるだろう。また土汚れに強そうなので、プラスティック製品より価格はアップするが目的によってはこちらがおすすめです。

仕様

大きさ:幅・奥行きとも380mm(プランター本体の大きさ)
高さ(1段あたり):182mm(スチール製)
高さ(4段積み上げたとき):約70~73cm(3段積み上げたとき):約50~60cm
素材:亜鉛メッキ鋼板(スチール製)
土の量(1段あたり):16L(スチール製)

タワープランツでどんな野菜が作れる?

このタワープランツで作ることができる野菜は結構あると思います。農業経験者の私ならこんな風に作るとおすすめ!をいくつか紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね。

ジャガイモ

プランターでジャガイモが育てられるの?って思う方もいるだろが、十分に育てられます。難易度はそう高いほうではないので、誰にでもトライできますよ。

ジャガイモの栽培なら春植えと秋植えがあり、春植えの方が育てやすいと思います。2月頃ホームセンターで種芋を販売するようになるので、それを購入して植え込むという方法が一般的です。

種芋を購入したらしばらく芽出し作業をして芽が出たら種芋を半分にカットして用土の中に植え込むという作業をするだけ。その後の作業も手間はそんなにかからないので、動画投稿サイトで農業のプロがレクチャーしている投稿を確認してもらえば、理解できると思います!

 

ジャガイモ栽培に必要なもの

  • 用土とたい肥
  • 草木灰(種芋を半分にカットして用土に植え込むときに雑菌が入らないよう、切り口に灰をまぶして植えると病気になりにくいので使用をおすすめ)
  • 肥料(化成肥料はお好みで。追肥に使うと効果的ですが、完全オーガニック派なら別の方法を試してください)

種芋ですが、いくつか品種・がありますのでお好みをみつけましょう。きたあかりやインカのめざめ・男爵etcいろいろあるのでお好きな味のものを探してみてください。

栽培の注意点

  • 連作しないのが一般的です。家庭菜園なら去年作った場所以外に植えつけます。これをしないと病気になり生育に大きな影響を与えてしまう為です。ですのでプランター栽培は、用土を入れ替える必要があります。
  • 種芋の植え付けにはスペースを確保して成長させる。ぎっしりと種芋を植え付けても多収穫は望めないばかりか生育に影響を与えるので、種芋購入に際しては栽培方法が記載されている通りに植え付けてみてください。
  • ジャガイモ栽培用の用土や肥料を購入して効率よく用土を作るのがおすすめ!野菜作りは”土と肥料”につきます。基が良くないとダメと言う事になります。
  • 土から新芽が顔を出しぐんぐん成長する初期段階で間引きをする。元気そうな芽(株)だけを残して間引きをすることで、立派なジャガイモを収穫できます。農業ってマイナス(間引く)の要素が必要なんです!

栽培方法や植えつけ時期はネットで検索してみてください!

夏野菜を栽培してみる

夏野菜はプランターでも簡単に作れます。4月中旬以降ホームセンターの苗売り場には夏野菜の苗が並びだし、5月の連休あたりをピークにいろいろな苗を販売しているので、それを植え付ければミニ菜園が楽しめます。

実際にタワープランツに夏野菜を植え付ける一例をあげますね。

4段のタワープランツ

  • 上段;ミニトマトまたはナス(ピーマン)
  • 2段目;インゲン
  • 3段目;マリーゴールド
  • 4段目;バジル・ミント

ミニトマトは育てやすく生育も旺盛で収穫も楽しいです。支柱を立てて形を整える必要がありますが、このサイズのプランターなら、苗は一つあれば十分です。苗一つだけ?って思うかもしれませんが、一つの苗を充実させながら栽培する方が収穫が望めます。

トマトの苗ですが、接ぎ木苗を選んで植えると病気に強く失敗が少ないです。

2段目はつるなしインゲンを植えてみてはいかがでしょうか?

なぜインゲンが良いかと言うと、トマトとの相性がいいからです。菜園ではコンパニオンプランツと言って相性の良い野菜をあえて混植する栽培方法があります。これには理由があって、お互いの生育を助け合う、それぞれの持つ害虫を寄せ付けない作用、土の中のセンチュウ類を減らす効果など、組み合わせによっては生育上のメリットがある栽培法といってよいでしょう。

逆に組み合わせが悪いと生育に悪影響を及ぼしかねないものもありますので、しっかりと下調べをしたいところです。

悪い例でいえばトマトときゅうりを近いところで育てるのはNGです。土壌内のネコブセンチュウを増やしお互いの生育を妨げます。トマトならトマトより背丈が高くなるような植物はNGです。日光を遮り生育を悪くします。

そこでつるなしのインゲンを2段目に選んでみました。つるなしインゲンなら成長しても膝の高さくらいなのでトマトの成長を妨げませんし相性が良いと言う訳です。

またインゲンはナスとの相性も抜群に良いですので、ナスを1段目に植えることも可能です。長く収穫を期待するならトマトよりナスが良く、秋が深まるまで収穫可能です。

3段目はマリーゴールドを選びました。マリゴールドは黄色やオレンジの夏の花壇を彩る花苗ですが、コンパニオンプランツとしても活躍してくれます。

マリーゴールドの強い香りが害虫を妨げる効果があり、インゲン・トマト・ナスとも相性が良い植物です。3段目に花を植えることにより鑑賞効果も高まりグッとオシャレ感も期待できますよね。また、野菜苗を植え付けたばかりだと見た目も寂しい感がありますので、しばらくお花に主役を担ってもらいますが、夏野菜は植えてからある程度の期間を過ぎると見る見る生育しますので、少しの我慢です。

最後4段目は、ハーブ類を植えると良いでしょう。おすすめはバジル・ミントです。夏によく使う代表的な2種を1株づつでも植えておけば、使いたいときに適量を摘んでお料理に使えますよね。

ハーブは一度にたくさん使うよりは、適量使用頻度が多いので、栽培しながら少量づつ使うことにメリットがありますので、是非栽培しておきたいところです。

パセリなんかもいっしょに育てたいですが、バジルとは相性が良くないので、1段目をナスにしたならその脇にパセリを植えておくとお互いの成長を助けます。またピーマンとパセリもおすすめ!です。

ほんの一例ですがタワープランツの夏野菜用の組み合わせの案内でした。こんな風に組み合わせを考えながらプチ菜園を創作するのって結構楽しめて”ハマります”と言う事をお伝えしておきます!!

冬に植えるなら

冬植えは10月後半から11月中旬までが一般的です。あんまり遅くなると生育が遅れたりするので要注意です。もちろんそうでない場合もあります。

このタワープランツを使って冬植えの野菜ならこんな感じがおすすめ!っていう組み合わせを3点紹介しますね。

冬植えの野菜は限られてしまうのですが、多収穫を春に期待するなら豆類のエンドウがおすすめです。絹さやとかスナップエンドウが良いですね。病気にも強く実ったさやを次々に収穫することに期待が持てますよ!

通常菜園なら種を直まきにして育てるのですが、苗を購入することも可能です。上達してきたらホームセンターで種を一袋購入して苗用ポットに種を仕込んで苗を育ててから植え込むこともできます。

4段のタワープランツを使用した冬用野菜の植え込みプラン

  • 上段;スナップエンドウまたは絹さや
  • 2段目;同上
  • 3段目;春菊
  • アブラナ科の花;葉ボタンまたはストック

こちらの組み合わせは春菊をリエゾン的役割に上の2段をマメ科で生育して下の段を鑑賞用にと言う組み合わせです。マメ科でツル性の植物は互いに競い合って成長してくれるので、2段を使用することにしました。上段には支柱を立てツルを誘引します。二段めは上段の株に絡ませるよう上手に誘引してあげればボリュームも増します。

冬越しをさせたエンドウなら収穫をかなり期待できるメリットがあり、お子さんのいる方ならぐんぐん伸びていく豆の生育状況を楽しんでもらいながら収穫した野菜をお子さんに堪能してもらえば良いと思います!

キク科の植物と豆科の相性、アブラナ科の植物とキク科の植物それぞれの相性を考慮したプランと言う訳です。

イチゴを段々に栽培するのもおすすめ!

皆さんが大好きなイチゴは冬越しさせて晩春から初夏に収穫できる果実です。10月頃になればイチゴの苗を購入することができます。このタワープランツに植え込むことで、鑑賞しながら待ちに待った収穫を両方楽しめるのがイチゴの良いところ。

可憐な白いお花が咲き実をつけてゆく時間を楽しめます。タワープランツでイチゴを栽培するメリットはこのように実を垂れ下がるようにして実ること。実に合理的な栽培方法だと思います。また葉の感じも鑑賞用として楽しめますよ!ちょっとメルヘンな世界ですね。

これまで収穫を目的にお話しを進めてきましたが、春~初夏までのお花の組み合わせを立体的なガーデニングとして楽しむのもアリかと思います。

 

お花の組み合わせはとっても華やかです。立体的に植え込めばおしゃれ度も抜群にアップですね。

立体菜園ならタワープランツがおすすめ

立体的な菜園を作るほんの一部を紹介してきましたが、工夫することにより結構楽しめて”ハマりやすい”こともご理解頂けたかと思います。

食のオーガニックに興味がある方、ちょっと土いじりがしてみたい方でスペース的な問題を解決してくれそうなタワープランツですが、作物を育てるにあたり連作障害や後作・前作を考慮すると、どうしても土の入れ替えと処分が必要になってきます。

自治体によっては用土をゴミとして出すことが禁じられているそうなので、植物栽培を志す自然派善良市民なら不法投棄は避けましょう!

こちらのプランツを販売してるサイトですが、そのような悩みを解決してくれる用土の回収キットも用意されています。

通常、植木鉢やプランターを使う場合、新しく植物を植えるときには新しい土を使うのが基本です。古い土は栄養がなくなったり、病気の原因となる病原菌(カビ)や害虫の卵などが入っていることもあります。植物を植え替える時は、土を新しくする必要があります。

私たちは、その責任として、リサイクル可能な材料を使った『土の回収キット』を提案します。

〇送付物(1キットの場合)
・ダンボール(ダンボールありキットの場合)×1
・生分解性プラスチックビニールバッグ(20L)×4
・発送用の伝票×1
※当社提携先の送付先にお送りください(同梱物に記載しております)
※ダンボールをご用意する場合、箱の大きさは、3辺の合計が100cm以内、重量15kg以内でお収めください。

〇ダンボールに入れていいもの(回収できるもの)
・プランター内の土、葉、幹
・観葉植物の土、葉、幹
・余った培養土、肥料
・枯れてしまった植物
など

※回収できないもの
一般ゴミ、園芸用品(スコップ、じょろう等)、上記の当社回収物以外のものは、回収できません。

これなら安心でしょう!是非利用したいものです。

また作物を育てる上で考慮しておきたいのが、害虫や鳥による被害です。油断しているとあっという間にやられてしまいますよ!

こちらでは専用の防護ネットも用意されていますので是非ご参考にしてください!

いかかでしたか?魅力的な家庭菜園ですが、スペースや環境によって”やってみたいけど断念している”なんていう方には、まずは小規模の菜園を試してみてくださいね!

タワープランツで家庭菜園を楽しみたいならこちらを参照してみてください!

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