全国には1.5万銘柄の日本酒があると言われているそうです。
しかし、私たちのまわりで気軽に手に入る日本酒は、多くても20銘柄ぐらい。比率に直すと「1%」にも満たない数字だそうです。日本酒マニアな人でも、実はほとんどの方が「残りの99%」に出会えていないと言うのが実情の様なのです。
スーパーや酒屋さんの棚にどれほどの日本酒が陳列されているでしょうか?誰もが知っている有名酒蔵のお酒以外、ほとんど目にすることがないのが実情です。
もちろん、地方の酒蔵と提携している、”気の利いた酒屋さん”がある街もあるでしょう。しかしそれは、ごく僅かだと思います。私は、とある街にすむ日本酒愛好家から、その街にある、日本酒を専門に扱う酒屋さんからのお土産を何度か頂き、本当の日本酒の味を知るに至りましたが、もちろんわが町にそんな気の利いたお酒を置いている酒屋さんなど存在しないのが残念です。
有名蔵のお酒はどんどん売れていますが、地方の小さな酒蔵の日本酒はほとんどが地元消費。さらに、その消費量さえ減少傾向で、撤退を余儀なくする蔵が後を絶たないそうです。有名蔵のお酒に肩を並べられる極上の日本酒は、実は全国にたくさん存在していて、そのほとんどが、家族経営の小さな酒蔵で造られているそうです。
日本酒は、一本一本が再生産不可能な、1点ものの芸術品
ワインも日本酒も信仰に大きく関わっていることは事実。これは太古から受け継がれた伝統的なものではないでしょうか?それは、その土地にできる果実や穀物と関係しているのだと思います。
例えば、神棚に捧げるお神酒。私たちは、お米を育て収穫し、その恵みによって育まれてきましたが、天候によっては大飢饉に見舞われたことも。そんなことを考察すると、お米からできたお酒を新年にお供えして、その年の豊穣を願うことは、今も受け継がれているのですね。
全国には、多くの酒蔵が存在し、前述のとおり1.5万銘柄の日本酒の銘柄があるそうです。
私の愛読書、司馬遼太郎先生の書かれたエッセイだったか、雑記だったか記憶が定かではないのですが、確か江戸時代までは、酒と言ったら西日本が中心で東日本の酒は評価が低かったようです。その後、酒造技術の向上で、美味しいお酒を製造する酒蔵が全国へ広がったようです。
酒蔵ですが、その土地の水、気温、受け継がれてきた蔵に生きる麹がおりなす絶妙なバランスによって味や香りが違ってくるという事です。実に科学的で壮大と言っても過言ではないでしょうか!
生きている日本酒
日本酒愛好家の影響で、私も日本酒の奥の深さを知りました。
ほんとに深いですね。燗酒・冷酒・ワンカップくらいの感覚しか持っていなかったのですが、実にユニークな日本酒が数多くあるのにびっくりしました。
なかでもフルーティーで質の良い日本酒は、感動ものですし、テイスティングで味の違いがはっきり分かるほど、各酒蔵さんのお酒には、違い(個性)があるように思えます。
はっきり言ってしまえば、初心者にとって、ワインよりも日本酒の方が、味の違いをはっきり感じれると思いますし、そのお酒にあったおつまみを楽しみながら、うんちくを言う、なんてことにもハードルは低いと思います!(それくらい個性豊かで、楽しい世界だと思うのです。)
世間から見放された日本酒は、消費量減少に伴い、
全国に4,000あった蔵が、いまは1,400まで激減。
その半数が、休眠中か自社生産していないという話も。
日本酒は生もの。その土地の水や気候・酒蔵に住み着いた麹がおりなす生きた芸術作品と言っても過言ではないでしょう。
日本酒は安い!
日本酒は安い!=コストパフォーマンスが素晴らしい!という意味です。私は調理師の免許を持っていて(誰でも取得できます。汗)フレンチをやります(こちらはちょっとお勉強が必要です)が、実は自宅でお料理を作る際は、圧倒的に料理酒は日本酒を使用することが多いです。なぜかワインよりシックリくるのです。
フレンチ系のお料理を作る際、特にお魚料理には、日本酒でソースをまとめるくらいです。この話をすると長くなるのでここまでにします。
余談ながらフレンチのコースに利き酒的なアプローチでメニューを組み立るようなレストランがあったら良いなと思います。日本酒の素晴らしいところは、どんな料理にも合うと思いませんか?イタリア料理にも中華にもです。
さて、日本酒はなぜ安いのか?ですが、これは一般的に流通していないようなローカルな酒蔵さんのお酒に出会った時の美味しい日本酒の事を言います。
- 感動するくらい美味
- 今まで飲んだことのない個性的なボディー
- ラベルが素敵
などなど。
でも、日本酒の99パーセントは、市場に流通してないというお話。残念ながら購入するのは、とても大変な話なんです。でも見つけました!地方の酒蔵さんをまわりながら価値ある日本酒を提供してくれるところを。
残り99パーセントの日本酒を楽しめる通販サイト
という方は是非おすすめ!
全国1.5万種類からプロが美味しい日本酒を厳選してお届けします。プロのオススメ日本酒が届くので、毎月ハズレのない美味しい日本酒を楽しめます。さらに、ソムリエ監修の美味しい日本酒の鑑定書(テイスティングシート)や、プロも愛用する「テイスティング・チェックリスト」、届いた瞬間にすぐ楽しめる日本酒に合う「本格一品おつまみ」、酒蔵の情熱をそのまま詰め込んだ日本酒の情報誌「Magazine D」など、豪華な日本酒グッズが無料で届くので、「日本酒の飲み方がわからない」という日本酒初心者にもおすすめです。
新しい日本酒に出会うワクワク感
1本のお酒を届けるまでに、およそ6ヶ月の時間をかけ、最高の1本を吟味するこだわり様。全国47都道府県の地域から1県を厳選。歴史や文化の違いが味わいに影響を及ぼし、酒蔵が人生をかけて造り出した味の個性を、一年を通して楽しめるように配慮されています。
造り手と直接お会いすることで、書籍や評判だけでは感じることができない「人となり」を肌で感じ、「この人が造る酒だから、美味しいのか」と理解できるまで話を聞きながら、銘柄を絞るようです。実に地道で感銘を受けます。
日本酒の製造や米作りにも造形が深いプロが、 選定された10銘柄をブラインドでテイスティングし、 スペックやラベルなど主観の影響を受けやすい情報を徹底的に排除した「完全ブラインド」の状態でテイスティングを実施し、「香り・味わい・季節感・食べ合わせ」実際に飲まれる方の目線に立ち、「とっておきの1本」を選抜。
- 極少量の限定生産であること
- 地元消費率が高いこと
- 味わいの個性が豊かであること
- 味わいにバランスがあること
- 季節を感じられること
- 造り手が紳士・淑女であること
これら6つのポイントに重点を置き、日本酒のソムリエ資格を持つプロフェッショナルが厳格に日本酒を選び、こだわりの一本をお届けするサービスは魅力満点!
日本酒が抱える暗い現実
あなたが好きな日本酒は、
今様々な問題を抱えています。低下していく消費量、
継承者不足による存続の危機、
市場縮退により撤退する酒蔵たち。なぜこんなに美味しい日本酒が、
人知れず消えていかなければならないのか。行き着いた答えは、
日本酒を取り巻く「業界構造」でした。私たちはその構造を徹底的に見直し
これまで業界が見落としていた日本酒の可能性を、
余すところなく皆さんにお届けしています。日本酒という飲み物は、
日々進化しています。そんな、
まだ一部の人しか気づいていない日本酒の姿を
最高の形で、みなさんの元へお届けしています。
数多くの蔵元さんが存在する中、そのほとんどが流通しない!ワクワクしながら「次はどんな日本酒に出会えるだろう?」そんな方におすすめなのがsaketakuの地酒の定期便かもしれません。
事前に教えてもらえますか?
到着までのワクワクも含め楽しんでいただきたいので、事前にお知らせすることはできません。その分、皆さまにご満足いただけるよう、専門家が1年以上の時間をかけて厳選しています。
気軽に始めやすいお試しコースもあり
- 月ごとに厳選された日本酒とおつまみ、鑑定書を見ながら日本酒マイスターのお勉強ができるよ!
- 飲める量にあわせてプランを選べる(月1本と2本のコースがあるが2本のコースはかなり〇)
- 解約・スキップはいつでもOK
日本酒って、
「なんとなく美味しい」
で感想が終わってしまうもの。しかし、
その「美味しい」を紐解いてみると、
もっと楽しく日本酒が飲めるのです。
お届けした日本酒をプロが細かく利き酒し分かりやすい解説書としてまとめてお届けしています。
「あー、こんな感じ方ができるんだ」
「なるほど、フルーティーな味はコレ由来なのか!」
「この日本酒は、◯度にすれば美味しいのね♪」
「今晩のお料理なら、これが合いそう!」などなど、
おすすめの温度帯や、合わせるお料理など
ソムリエが丁寧に解説します。日本酒を飲みながら、
さらに多岐にわたる楽しみ方ができるようになります。まとめ
奥深い日本酒の99パーセントは、市場流通にのっていないという現実。僅か1パーセントの日本酒を飲んで満足しているようでは、面白くありません。これでは、私たちの良き”文化”が衰退してしまうのを免れません。味わい深く、その土地に流れる水や景色、歴史を紐解きながら国内外のおつまみを”あて”て、いただく日本酒文化を堪能して頂ければ幸いと思います!!!
プロ厳選のおすすめ日本酒「saketaku」
潤い生活のススメ!
花・食・音楽など生活に潤いを与えてくれるテーマから各トピックスごとにまとめたお役立ち情報サイトです。