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カフェツァイトとドイツ菓子Kaffeezeit

午後のコーヒータイム|カフェツァイト|

カフェツァイトとは(コーヒーの時間)、イギリスのティータイムのような午後のコーヒータイム。香り高いコーヒーに添えられるお菓子は、香ばしいナッツ類をたっぷり焼きこんだクッキーやどっしりしたスポンジケーキのお菓子。ドイツのお菓子は繊細で芸術的であるというよりは、しっかりした味にボリューム感があるのが特徴。代表的なシュバルツヴェルダーキルシュトルテはチョコレートのスポンジケーキにシュバルツヴァルト地方特産のチェリー(キルシュ)やザーネクリームをかざったどっしりしたお菓子です。

レープクーヘンは蜂蜜・スパイスを配合した香り高いクッキー。ドイツ菓子を語るとき、忘れてはならない存在ですね。これは、ヨーロッパのお菓子の中でも古い歴史をもち、単に食べるだけでなく儀式や祭礼用に使われてきたそうです。レープクーヘンに限らずスパイスの効いたクッキーはとても美味しいものです。

また、マジパン細工もドイツのもの。日本でもおなじみのバームクーヘンは、ドイツで様々な大きさに焼かれ、いつもお菓子屋さんの店さきに飾られています。

バウムクーヘン

バウムとはドイツ語の木、クーヘンはお菓子。心棒を使って樹木の幹の形に重ね焼き、チョコレートや白いフォンダンをかけます。その切り口は年輪のようです。これはとても美味しいお菓子ですね。このお菓子の特徴はその形。心棒を横にして、そのまわりに生地を薄く塗っては焼く手間を繰り返します。最後に心棒を抜くと、あの独特な形ができるわけです。縦型で高さ1メートル近くものバウムクーヘンがあるということです。この心棒を使っての調理法は、肉のローストなどを初めとして、太古の時代からあったそうです。

バームクーヘンですが、フワフワでやわらかいソフトタイプ、バターの分量を多く焼成時間を長くしたボリュームのあるハードタイプがありますが、どちらがお好みでしょうか?


ソフトタイプのバームクーヘン

一般的なバウムクーヘンに使用する膨張剤やショートニングなどを一切使用せず、バターや卵、牛乳、砂糖など素材の力でふんわりしっとりと焼き上げております。
極上のやわらか食感の秘密は卵黄と卵白を別々に泡立てることで、ケーキのようなふわふわの食感に仕上げたアニバウムは焼き立ての柔らかい食感をいつまでも楽しめる独自製法。 生地は平均18層で構成されており、柔らかさを出すために一度12層で生地をしめます。
そのまま焼き続けると柔らかすぎてカタチが安定しないので、じっくりと時間をかけて丁寧に仕上げていくパティシエのこだわりを感じます。ひとくち頬張れば、バウムの層がふわっとほどけるやさしい口当たりをお楽しみください。



ハードタイプのバームクーヘン

ソフトタイプのバウムクーヘンより温度を低く約310℃のオーブンで焼成時間を長く調整するこだわり製法。ハードタイプのバウムクーヘンはバターの分量が多いので焼成時間を長くすることで焦がしバターのコクと旨みが生まれ風味や香りやいっそう強くなり美味しさが格段に上がります。
より美味しく仕上げるために発酵バターを使用しておりさらに風味が良くなります。仕上げはリンゴのブランデーで気品ある上質な香りを感じさせる贅沢なバウムクーヘンは贈り物にも喜ばれるオススメの一品です。



濃厚クリーミーなご褒美バームクーヘン

バウムクーヘンの中に濃厚なカスタードクリームを入れて、表面にグラニュー糖をかけたら、2回に分けてバーナーで丁寧に焼き色を付けていきます。2回に分けることでパリッとした食感になり、カスタードクリームの甘さと焦がしたグラニュー糖のほろ苦さが絶妙ハーモニー。
販売開始1時間で即完売した人気のクレームブリュレは自分へのご褒美スイーツやプレゼントに幅広くご利用頂いてる人気スイーツです。

カフェツァイトにぴったりなバームクーヘンですが、値段もお手頃ですね。自分用に楽しむのもよし、ちょっとしたギフトにもピッタリです。Vivre Sa Vieおすすめのお店を貼っておきましたので、是非ご参考に!

オリジナルバームクーヘンはこちらへ

シュトーレン

クリスマスを歌うヨーロッパのお菓子は、フランスの薪型(ノエル)のクリスマスケーキ、イギリスならプディング、ドイツならシュトーレンというパン菓子。赤ちゃんの枕のような形に焼かれ雪のように粉砂糖がふってあります。このシュトーレンがお菓子屋に並ぶのは12月初め。クリスマスを待つ4週間の間、少しづつスライスして食べるのだとか。酵母の入った生地にドライフルーツやナッツを練りこんで焼きあげたケーキは、パンの生地に少しづつフルーツの味が浸透するそうです。このどっしり感を少しずつスライスして、濃くて酸味がたつコーヒーで戴きたいですね。



シュトーレン

ドライフルーツを2種類の洋酒に分けて半年間熟成させた、こだわりのシュトーレン。 レーズン・プルーン・いちじくはラム酒に漬け込み、クランベリー・オレンジ・レモンはグランマニエというオレンジベースの洋酒に分けて漬込みました。
生地はマジパンを加えて練り込みバターをたっぷりと使った食感は、食べ応えのあるリッチな味わいに仕上げました。
カルダモンとナツメグのスパイスもアクセントになっており、シャンパンやワインなどお酒との相性も抜群なのでこの機会にぜひお召し上がりください。

オリジナルシュトーレンはこちら

フランクフルタークランツ

リング型の王冠のような形はスポンジケーキをバタークリームでコーティングしたフランクフルト・アム・マインの銘菓。クルミやアーモンドシュガーをトッピングした、とてもおいしいドイツ菓子です。日本ではユーハイム社のものが有名ですね。バタークリームとスポンジのなんとも言えない絶妙な食感と優しい味は、筆者も子供のころからの大ファンです。

フランクフルタークランツ

バタークリームが魅力で、どこか懐かしい味も。けっして華美なお菓子でないのですが、ドイツらしい実直な性質と素朴な味わいが魅力です。カフェツァイトのおともに最適ですし、お値段も手頃です。

フランクフルタークランツはこちら

デカフェ

何らかの理由でカフェインを取り除かなくてはならない、砂糖を控えなければならないと言う方もおられると思います。カフェインを摂る事で眠れなくなる。
お腹にお子さんがいらっしゃる、授乳期のお子さんがいらっしゃる。
コーヒーは好きなのに、飲むことが出来ない。でも香り高いコーヒーと素敵なお菓子でカフェツァイトを楽しみたいですよね!そんな方にはおススメのデカフェ。

デカフェコーヒーについては、ヨーロッパにおいては明確な基準があり、カフェイン含量がコーヒー豆中の0.2%以下のものと明確に定められています。

香りのコーヒー

ドイツ菓子を味あうなら酸味とコクと苦みが絶妙なコーヒーがおすすめです。

明るく爽やかな酸味が美味しいと大好評『森のコーヒー』

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