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チーズのカタログ|チーズケーキの取り寄せ

チーズのないデザートは片目の美女である ブリア サバラン

フロマージュ【チーズ】

フランスにおけるフロマージュは、日本の漬物に例えることができます。私たちが食事の最後に白いご飯と汁物、お漬物を食べないと食事が終わった気にならないのと同じで、フランス人もパンとワインとチーズで食事を締めくくります。ちょっとリッチなホテルのフレンチコースならチーズがワゴンで運ばれてきて、全部食べたいと言う感情と、もうお腹がいっぱいで、どこに入る隙間があるのか?を葛藤しながら、随分控えめに3種くらいはオーダーしてその後、さらに満腹になってしまった経験はないでしょうか?

漬物同様、土地、土地に風味の異なるチーズがあり、その数は村の数に及ぶというチーズはとても興味深い食べ物ですね。

ナチュラルチーズは、発酵や熟成をしている生き物ですから、食べごろがあります。特にブリーやカマンベールと言ったソフトタイプは、切った時に断面がとろけそうでいて、決して流れ出してないものがよいとされるそうです。

ところで、日本人にとって食べやすいチーズですが、もうこれは好みですね。奈良漬けを好む人と好まない人、そんな感じでチーズの質感や香りで随分と変わってくると思います。

チーズのカタログ

カマンベール
ノルマンディー地方カマンベール村が原産地。脂肪分の多いこくのある牛のミルクで作られる。表面の白カビ、ソフトでクリーミーな舌ざわりはやさしく、くせのない大人気なフロマージュ。食べごろは10月~6月。
ブリー
イル・ドゥ・フランス地方の特産で、蜂蜜のような風味と果実の香りが特徴。淡い黄色状の中身が、外皮との境から流れ出るように膨らんでいるのものが最高品だそうです。11月から5月が特においしいとされてます。

 

ヌーシャテル
上品でなめらかな白い外皮で、中身もすべすべしているフロマージュ。軽い塩味で味もさわやかでハート形がかわいい。10月~6月が食べごろ。

 

 

ボン・レヴェック
ノルマンディー地方名産。強い香りとコクが特徴の牛乳製品。良質なものはふくよかな弾力がある。

 

 

ブルサン
クリームチーズのような舌ざわりとマイルドな味わい。新しいフランスチーズの種類で、香草やニンニクなどを加えたもの、黒コショウをまぶしたものがある。
バノン
ブランデーに浸した栗の葉で包まれていて、酸味が特徴。山羊のミルクで作られるものと、牛乳から作られるものがある。山羊のミルクで作られたものが上品な香りに富んでいるとされる。5月~11月が食べごろ。

 

ピラミッド
く有名山羊乳製チーズの中でも最も古く有名なチーズの一つ。ピラミッド型で、表面は白カビで覆われ、独特な塩味でさっぱりとした風味で、木炭をふりかけたものは、後味が新鮮で素晴らしいとされる。

 

サント・モール
熟成の浅い時期のさっぱりした味は、同時期のピラミッドに似てさわやかな後味。熟成した芳醇な味を好む人も多い。

 

 

ブレス・ブルー
やわらかく、なめらかで、パセリ上の青カビの斑点が特徴。青かびチーズ特有の風味と甘くふっくらした味わいは、このチーズならではのもの。

 

 

ロックフォール
フランス中部の山岳地帯、ロックフォール村の洞穴で2000年以上も昔から作られてきた。強い刺激性の風味と大理石模様を織りなす青かびが特徴。羊乳製品。

 

 

チーズ=ワインは定番ですが、日本酒もなかなかいけますね。最近の酒蔵さんは、かなりポジティブに”SAKE”作りに取り組んでおられて感心します。ギフトで戴いた興味深い日本酒は、今までにない味を堪能しました。それは、ワインのようでありながら、しっかり日本酒であってスパイシーないろいろな香りを楽しませてもらいました。一緒に添えられたチョコレートとの相性も抜群で、本当に勉強になりました。

カンタル
フランス最古のチーズの一つ、紀元前に生産された記録が残る。多少くせのある味だが、消化されやすいため胃弱のひとにおすすめ。

 

 

ミモレット
くせのないマイルドな風味で薄い塩味が効いている。濃厚で味わい深くファンも多い。ワックスが塗ってある。牛乳製品。

 

 

エメンタール
スイス原産で、フランスでもスイスの国境付近で作られる。重さ80kg 以上もあるような車輪型のチーズ。芳醇な風味と甘みがかったクルミの味を感じさせる牛乳製品。

 

 

グリュイエール
スイス原産のチーズ。エメンタールよりも小さく、よりシャープで酸味が強い牛乳製品。チーズフォンデュには欠かせないチーズ。

 

ゴーダ
オランダ原産。しっとりとやわらかくコクのある味が特徴。”黄玉”の愛称で呼ばれる牛乳製品。

 

 

パルミジャーノ・レッジャーノ
イタリア原産。非常に硬いチーズで、すりおろして使われることがもっぱら。パルメザンチーズの中でも最高品。重さ30kgにも。牛乳製品。

 

 

チーズの保存法

一概にチーズと言ってもヨーロッパの各村ごとに個性豊かなチーズが存在するのが、楽しいですね。ナチュラルチーズは生き物なので、食べごろがあるそうです。チャレンジが好きな方は、いろいろ取り寄せてみて好みのチーズを見つけるのも楽しそうです。

チーズの保存方法ですが、冷蔵庫で5℃くらいで保存します。これ以上高いと熟成が進みすぎますし、0℃以下だとバサバサに崩れてしまいます。表面の乾燥、雑カビ防止のため、ラップに包み、特にソフトタイプは湿った布が良いそうです。もし、雑カビが生えたものは、早めにカビを取り除けば中身は大丈夫なことがおおいそうです。スイスの友人に教わりました。

ワインが飲みたくなりましたね。

チーズと言えばワインですね。白ワインでも赤ワインでも、どちらでも楽しいです。自分なりにあれこれと組み合わせを試して、味の余韻を愉しむのもよいかも。

お菓子とフロマージュ

お菓子とチーズの組み合わせは、ひとことで言うと楽しいに尽きます。あのとろけるような舌ざわりと芳醇な香り。パティシエによる配合次第で魔法のような逸品に。

お菓子作りでよく使うのはクリームチーズとカッテージチーズです。これらはふつう、プロセスチーズに対して、ナテュラルチーズと呼ばれるものです。クリームチーズは生クリームと牛乳を原料として発酵させた、なめらかな口当たりと濃厚な風味をもつチーズ。イタリアのマスカルポーネチーズはこのカテゴリーですね。カッテージチーズは、白い粒上で酸味があり、脱脂乳から作られたもので、低カロリーです。ふつういずれもお菓子には、裏ごしてから使います。

チーズケーキですが、粉や卵のフランで焼き上げたベイクドチーズケーキ、ゼラチンでフレッシュなチーズをしっとりと固めたレアチーズケーキがありますが、どちらもおいしいですね。ベイクドチーズケーキなら、いかに軽くふんわりと、仕上がるかが、鍵です。一方、レアチーズケーキならたっぷりと、フレッシュチーズのどっしりとした”香””りを酸味とコクのあるコーヒーで流し込むのもまた、良いものです。

湯煎焼きにすることで、上はベイク、 下はレアチーズのようなひとつで二度美味しい食感。 高温と低温の二度焼きをしながらも、とろける口当たりを求めてギリギリの火入れで仕上げたホワイトチョコ配合のこんなケーキもおすすめですね。



最近、立ち寄ったひなびた町の昼下がり、老紳士の昭和の喫茶店でいただいたレアチーズケーキには、甘酸っぱいジャムがトッピングされていて、酸味のある昔ながらのコーヒーとの相性がなんともおいしかったので、ちょっと高級にフランボワーズのトッピングがされたレアチーズケーキは、何かのギフトに使おうと思います。「銀ブラ」語源の名店コーヒー。今なら限定特典付き



木苺のレアチーズケーキ

フロマージュとは、なんともおしゃれな響きです。種類によって違いますが、牛乳の10倍もの栄養価、たんぱく質、ビタミンA・B2、カルシウムも豊富です。ワイン好きなら必需品ですが、けっして安い食材でないのも事実です。しかしチーズはやはり素晴らしい食材ですね。

フランスチーズではありませんが、スペインの地方特産のケーキは、たいへん美味です!



 

 

 

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