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肉厚ズッキーニを豚肉で包んでパン粉焼き/簡単おもてなしレシピ

ズッキーニを豚肉で巻いてパン粉焼き

燦燦と輝く太陽の光を浴びて育った夏野菜”ズッキーニ”を使ったお惣菜のレシピを紹介!

今回は、肉厚のズッキーニに豚肉を巻いてパン粉焼きにしました。栄養価満点の夏野菜とビタミンB1が豊富な豚肉の組み合わせは疲労回復の他、ヘルシーなお料理です。

忙しい家事の間にさっとできるほど簡単で分かりやすく多くの画像を添えてお届けするレシピになっていますので、毎日のお惣菜作りのヒントになってもらえれば幸いです。

また、盛り付け次第ではおもてなし料理にもなり得る一品となっています!!

肉厚ズッキーニを豚肉で巻いてパン粉焼きに

夏野菜を代表するズッキーニは

カリウムを多く含んでいます カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。 また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります

ビタミンCも含んでいます 風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。

ベータカロテンやビタミンB類が豊富

フランス料理ではお花の部分に詰め物をしたスティーム料理なんかがおすすめなんです!

とても高い栄養価に豚肉をあわせると最強の夏を乗り切るお惣菜に!

ズッキーニは癖もなくとても使いやすいお野菜なのでお子さんにもおすすめの食材ですよね。そんなズッキーニをパン粉をまとわせじっくり焼いてゆきます。

このお料理はソースを変えるだけで違った味わいが楽しめるのも嬉しいところなんです。

中農ソース+和からし又はマスタード(粒マスタードでもよし)

お醤油+和からし

トマトクーリ(湯向きトマトを煮詰めたもの)

他にもバター醤油やガーリックオイルなんかもおすすめ!


cuisine!

材料二人分

  • 肉厚なズッキーニ 1~2本
  • 大玉トマト    1個
  • 豚肉ロース薄切り 6~8枚
  • パン粉
  • 卵        1個
  • 小麦粉
  • 牛乳あれば生クリーム少々
  • オリーブオイルかこめ油
  • 塩・胡椒

ズッキーニの下処理

まずズッキーニの下処理をしていきます。ズッキーニを横にナイフを入れて2分の1にしたものをカットしてゆき全部で8等分にします。

ズッキーニが小さいようでしたら大きさは調整してくださいね。できれば厚みがあった方が仕上がりがジューシーです。

ビニール袋にズッキーニを入れたらオイルを少量入れてまとわせてゆきます。これなら手も汚れずオイルも無駄になりません。全体的になじんだら火を入れてゆきます。ここでおすすめなのがフライパンでお魚等を焼く専用のホイルです。火が均一に回るので家庭用のコンロで焼き上げるにはとっても重宝な道具になります。

ホイルシートにズッキーニを並べ皮目からじっくりと火を入れてゆきます。火加減は弱火です。弱火でじっくりと焼いてゆくことでふっくらと味が濃く仕上がります。途中アルミホイルをかけて蒸し焼きにするのもおすすめです。

この後豚肉の薄切りを巻いて焼くので中まで火を通しておきましょう。

皮目にこんがりと焼き目をつけたら裏返して火が通ったらOK.冷ましておきましょう。

焼き上げたズッキーニに豚肉を巻いてゆく

豚肉はロースの薄切り(生姜焼き用)がおすすめです!まず豚肉のスジ切りをして肉叩きで軽く叩き薄めに伸ばしてゆきます。肉叩きがない場合は包丁を横に向けて叩いても良いです。スジ切りは肉を焼く時、反り返り等を防ぎます。

肉叩きは、かたまり肉をステーキするときに役立ちます。成形して厚みを均一にするのは勿論のこと、軽く叩くことで繊維を柔らかくする効果として利用しますので購入しておくと大変役立ちます。

豚肉で巻いたズッキーニはカツレツと同様にパン粉をまとわせます。
今回は焼き上げるタイプなのでパン粉は少なめでも良いです。お好みで調整してください。

豚肉の両面に小麦粉を茶こしでふるって薄くまぶします。あらかじめ用意していた卵・牛乳(ここで少量の生クリームを入れると仕上がりが良いです)を溶いた中にズッキーニの肉巻きをくぐらせパン粉をまぶしてゆきます。今回は油の中に入れないので楊枝止めなどは不要です。

パン粉の中に細かく刻んだイタリアンパセリを混ぜ込むだけで風味・見た目がさらに良くなりおもてなし料理にももってこいです!

少し多めのオイルを敷いて弱火でじっくりと焼き上げてゆきます。途中裏返してキツネ色になるようにです。ズッキーニに火が通ているので巻き付けたお肉に火が通ればこれで完成!
くれぐれも弱火でじっくり火を通してくださいね!
これで完成です。ポテトサラダなんかを添えてみるのも良いでしょう!
ズッキーニを豚肉で巻いてパン粉焼きズッキーニを豚肉で巻いてパン粉焼き/夏野菜料理レシピ

トマトクーリってなに?

トマトを裏ごしして煮詰めたものです。トマトソースは玉ねぎなどを炒めトマト缶などと少しの香辛料で煮だしたソースですが、トマトクーリはフレッシュのトマトをシンプルに煮込むことでトマト本来の味を凝縮させたものになります。

ソースのアクセントにしたり、前菜の盛り付けの視覚効果もさながら、味覚にさりげなくトマトの旨味成分を加えたりと何かと役立つアイテムです。フランス料理では良く使い、トマトの酸味と驚くほどの甘みを凝縮した調味料といっても過言でないでしょう。フレッシュトマトがふんだんに出回る夏には欠かせないアイテムです。

作り方はいたって簡単。湯向きトマトをざく切りにして弱火で詰めてゆくだけです。仕上がりにバジルをさっとくぐらせる・オイルを少量混ぜこむ・粉チーズをそっとしのばせる・柑橘を少量加えるなどして料理ごとにアレンジがきいてとっても便利な調味料となります。

作り方

きちんとこして滑らかにすればおもてなし料理に!

まとめて作っておくと便利

夏には大玉トマトが多く出回るので、まとめて作って小分けにして冷凍保存しておくと便利です。これなら使いたい時にいちいち仕込まなくても良いですから。

まとめ

ズッキーニを使った簡単料理レシピを紹介してきました。ズッキーニと豚肉は共に夏バテ防止になる食材!面倒なようですが、とっても簡単でボリューム感もあって満足なお惣菜になりますので、是非お試しくださいませ!

このお料理は夏からの贈り物!

調理・執筆;フレグランス フラワーデザイナー・調理師・作曲家・シンガーソングライター

潤い生活のススメ/ガストロノミー(食文化)

gastronomie【食文化】をテーマに誰でも簡単に作れるお料理のレシピやおすすめの産直食材・日本酒・ワインなどを紹介するお役立ちコンテンツです。レシピは洋食を中心に時短で作れる充実した一皿を画像を多く使い紹介!誰でもマネできるように都度更新していますので、おもてなし料理や今日の一皿のヒントになることを願っています。

執筆者プロフィール;フレグランス|フラワーデザイナー・調理師・音楽家

自己流創作術に身を投じています。現役のお花屋さんの傍ら、元シェフの知識と技術を基に食文化(ガストロノミー)は誰かの役に立つようなレシピや情報を公開しています。

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