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ノルウェーサーモンの香り揚げ タルタルソースで召し上がれ

お刺身用のノルウェーサーモン

ノルウェーで海洋養殖されたサーモンは手厚く管理されており、年間を通して手に入れることができます。美しい肉質は生で食され近年の寿司人気で握りでも提供されますよね。

サーモンには多くの種類があるのですが、大きく分けてアトランティックとパシフィックの2種に分類することができます。前者は大西洋、後者は太平洋。私たちがなじみの深い【紅鮭】はパシフィックサーモンになります。

紅鮭は上質なサーモンであるとされ、スモーク、塩漬け、刺身で供されます。

今回はノルウェーサーモンのフレッシュを使って揚げ物を作りました。通常、鮭フライを作るなら生食できないフィレを使うことが多いのですが、生食用のサーモンを使うことでしか味あえない食感と風味が出せますので、ご参考にして頂ければ幸いです!

ノルウェーサーモンの香り揚げのレシピ

程よい脂肪がのった上質の刺身用のサーモン。今回はノルウェー産を使います。

チリ産でも良いです。食べ比べると違いが分かりますよね。

 

ハラミに近い部分では脂肪分が多すぎてしまうかもしれませんが、サーモンには必須脂肪酸のオメガ3が豊富に含まれています。

 

 

お刺身用のブロックを厚さ2センチでカットしておきましょう。

材料

ノルウェーサーモンの香り揚げ

  • ノルウェーサーモンのフィレ(厚さ2センチ程でカット)
  • しょうが汁
  • イタリアンパセリ(細かく刻む)
  • パン粉(細かいタイプ)・粉チーズ
  • 溶き卵・小麦粉・生クリームか牛乳
  • レモン汁
  • 揚げ油(こめ油推奨)

タルタルソース

  • マヨネーズ(市販でも手作りでも)
  • 刻んで氷水にさらした玉ねぎ
  • リンゴ(粗みじん)
  • 茹で卵
  • ケッパー(刻む)またはピクルス
  • イタリアンパセリ(細かく刻む)
  • 塩・砂糖・レモン汁

サーモンをマリネする

サーモンをマリネします。この作業をしておくと揚げあがりの身が程よく香って美味しくなります!

サーモンのフィレを並べて、しょうが汁とレモン汁(少量)をまんべんなくふりかけておきます。

しょうが汁を臭み抜きに使う!というよりは、しょうがどくどくの香りを身に移してゆきます。レモン汁の爽やかさも同時に加えてゆきますが、仕上がりがふっくらさせる効果もあります。

ラップをして冷蔵庫で2~3時間寝かせておきましょう!

香り高いパン粉をまとわせる

今回はサーモンと相性の良いイタリアンパセリをパン粉の中に入れてゆきます。パセリを入れることで香ばしさ+見た目もグリーンが加わって美しい仕上がりとなります。

イタリアンパセリは優しい香りになりますが、パセリらしい強い味を求めるなら普通のパセリを使ってもよろしいかと。。。これは好みですね。

パン粉をまとわせる;サーモンにまんべんなく小麦粉をふり、余分な粉は落とします。溶き卵に生クリームを少量加えて液にサーモンを潜らせ、パン粉・刻んだパセリ・粉チーズをブレンドした粉をむらなくまとわせ軽く押します。

揚げる

では、サーモンを揚げてゆきます。今回使用するサーモンは生食用なのでじっくり上げる必要はありません。そればかりか、火を通し過ぎるのは厳禁。ぼそぼそなってしまうので、身の中はロゼ(半生)でも構わない程です。

揚げ油はこめ油を推奨します。なぜか?→酸化しにくい油だからです。それに必須脂肪酸が豊富と言う事もおすすめする理由です。

こめ油の栄養成分 植物油にはオレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。 これらは体内で生成することができない必須脂肪酸とよばれ、血中コレステロールを減らし生活習慣病の予防効果が期待できます。

揚げ方の目安として、やや高めの温度でさっと揚げるとよろしいです。前述したように中は火が通るか通らないかで上げてしまいます。(表面がキツネ色になったらOK。後は余熱で火が入ります)

おしゃれなおもてなし料理にする場合は、サーモンのフィレを3センチにカットして中をロゼにするとおしゃれです!

生食できるサーモンをフライにするメリット

  • 味が良い
  • 時短料理になる
  • オメガ3など必須脂肪酸を効率よく摂取できる
  • おしゃれな料理に
  • 魚独特の臭みは無用どころか香り高いクオリティーが高い料理に

添えるタルタルソースのレシピ

レシピといっても材料を混ぜるだけです。

  • マヨネーズ(市販でも手作りでも)
  • 刻んで氷水にさらした玉ねぎ
  • リンゴ(粗みじん)
  • 茹で卵(粗みじん)
  • ケッパー(みじん切り)またはピクルス
  • イタリアンパセリ(細かくきざむ)
  • 塩・砂糖・レモン汁
完成

食し方なんですが、お醤油や中農ソースをアクセントにいただくと白いご飯にもピッタリな味になりますよ!

まとめ

スーパーフードと言われるサーモンですが、良質なたんぱく質の他、必須脂肪酸のオメガ3が充実しています。今回は生食用のフィレを使用して贅沢にフライにしてみましたが、食感も素晴らしく、【ふっくら】【しっとり】した上品な仕上がりになっています。

なじみ深いタルタルソースは、ゆで卵を粗みじんにして、パセリやピクルスの風味豊かに【白いごはん】がすすむ食欲増進的なソースを添えました。本日のおかずにピッタリなお魚料理を是非!

お刺身用のサーモンですが、かつては大変高級な食材でしたが、現在は調理しやすいお刺身の”さく”として、どのスーパーでも求めることができますよね。お値段的にも安定していてお財布にも優しい食材です。次回レシピで扱う際は生食用のレシピを掲載するとしましょう!

潤い生活のススメ/ガストロノミー(食文化)

gastronomie【食文化】をテーマに誰でも簡単に作れるお料理のレシピやおすすめの産直食材・日本酒・ワインなどを紹介するお役立ちコンテンツです。レシピは洋食を中心に時短で作れる充実した一皿を画像を多く使い紹介!誰でもマネできるように都度更新していますので、おもてなし料理や今日の一皿のヒントになることを願っています。

執筆者プロフィール;フレグランス|フラワーデザイナー・調理師・音楽家

自己流創作術に身を投じています。現役のお花屋さんの傍ら、元シェフの知識と技術を基に食文化(ガストロノミー)は誰かの役に立つようなレシピや情報を公開しています。

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