チューリップを素敵に飾る
ポップでカラーバリエーション豊かなチューリップは、子供にお花の絵を描かさせると、必ずと言っていいほどチューリップを描くものです。それだけシンプルな形でわかりやすく馴染み深いお花だと言えそうですね。
チューリップは春を代表するお花。晩秋に球根を植えて気温が上がってくる頃ぬくぬくと芽を出しながらお花が成長していく様子は、待ちわびた春をもっとも強く感じられるお花として人気なのも頷けます。
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チューリップの開花期は3月から5月で地域の気温によって変わってきます。
チューリップは咲き方や色のバリエーションが豊富ですので、ガーデニングのアイテムとしては勿論、切り花として出回る時期には集中的にいろいろなバリエーションを購入して楽しむのがおすすめです。
切り花のチューリップを飾って楽しむ
切り花のチューリップの楽しみ方はたくさんあります。出まわる時期は12月後半~4月前半まで。最盛期は1月中旬~3月のお彼岸くらいが目安です。
切り花のチューリップ1本あたりの単価は200円~350円が一般的でしょうか。チューリップの魅力はPOPでいながら多品種で色のバリエーションが豊富なところが魅力。
一年中出回るお花でないので集中的に利用しましょう!
新鮮なチューリップの切り花の見分け方
新鮮なチューリップは特徴がありまして、葉がキュッと引き締まっているものです。余計な葉を取り払う時には、まさに”キュッと”音がするほどです。
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プリティーウーマンと言う赤いチューリップですが、葉がこのように固くしまっているものが新鮮な花の目安となります。こちらは朝の市場セリで購入したもの。まだお花も固い感じでこのチューリップの良さである、ぬけるような赤が発色されていないのですが、このようなものが新鮮の目安になります。
仕入れてから時間が経過したチューリップは、お花が膨らみ葉が垂れてくるようなイメージ。茎も伸びているようなお花は仕入れから随分と日数がたってしまったものです。
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このお花は12/28仕入れで1/12現在(空調の影響があたらない寒い場所で管理)の様子です。なんとなく葉がよろけてきてる感がわかるでしょうか?
ですので、新鮮なチューリップを選ぶ際は是非花の膨らみ具合、葉のしまり、茎が伸びていないかを見ていただくと良いと思います。
とは言え、チューリップの魅力は毎日変化するお花の様子。花首は自由に向きを変え株自体が大きくなっていく様子を鑑賞できるのもチューリップの良さと言えます。
チューリップをギフトに
![チューリップストロングゴールドの花束](https://fragrance4187.com/wp-content/uploads/2020/12/FullSizeRender-2020-12-24T191454.858-225x300.jpg)
チューリップのPOPな感じは、気軽に贈れる花ギフトに最適です。シーンごとに色を使い分けて贈るのも楽しいですね。
黄色やオレンジなら卒業のお祝い、発表会の記念とかに使えそうです。白いチューリップはロマンティックな装いに、桃と合わせれば雛祭りのお花にも最適です。
花束にしても3000円ほどでかわいい花束が出来上がります。おすすめはチューリップをメインにほんの少し季節の柔らかい草花を添える程度の花束の方が見栄えがします。逆にあれもこれもと添えるお花を増やすとチューリップの魅力が薄れてしまう結果に。
思い切ってチューリップのみの花束にする方が良かったりします!!
ナチュラルテイストで季節のお花の使い方が上手なお花屋さんはこちらがおすすめ!
チューリップを飾る
チュリーップを飾る際、特別な技術は必要ありません。ただしフラワーベース次第で雰囲気がガラッと変わってきます。:フラワーベース=花瓶
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ガラスのフラワーベースにチューリップの長さを揃えてホワイトレースフラワーを添えただけのシンプルな飾り方。茎の一番下の葉を取り除く程度の処理をします。時間の経過とともにお花の株が成長してくるのでボリューム感や茎の流れを楽しめます。
ガラスのフラワーベースを組み合わせていろいろな方向にお花を向けて飾ればフラワーデザイナーがオシャレに活けたようなアレンジに!
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チューリップを長く楽しみたいなら以下に留意してみてください!
- 暖かいお部屋以外に飾る(例えば北側の玄関など)暖房の風要注意!
- フラワーフード(お花の栄養剤)を与え葉と花の活力を維持する
- フラワーベースの生け水は少なめにはる
- できる限り新鮮なものを購入する(専門店で購入する)
チューリップの茎の曲がりが気になるようでしたら、新聞紙やラップセロファンなどで固定するように巻いて縦にまっすぐ水につけて置くことである程度は曲がりが解消します。
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チューリップを飾るフラワーベースですが、比較的どんな花瓶にも合わせやすい素材のお花ですので、いろんな形で楽しめます。飾る場所の雰囲気やインテリアにあわせたフラワーベースを選んで使用してみてください。
陶器ならお花を活けた時、全体的に柔らかい感じになります。絵画のような飾り方をしたい方におすすめです!
安定感のある台型のガラスのベースなら茎の動きをや葉の形状を活かしてお花を自由な向きに生けることで、チューリップの良さを存分に表現することができます。
チューリップは一輪だけでも存在感があるので細めの花瓶にすっと生けておくだけでもオシャレです。花瓶・フラワーベースを選ぶ
チューリップの鉢植えを楽しむ
切り花として出荷される時期には鉢植えされたチューリップも出回ります。ガーデニングで仕込んでおいたチューリップは開花期を迎えるまでお預けとなりますが、鉢植えチューリップなら一足先にチューリップの開花を楽しむことができます。
お花の少ない冬の時期に鉢花ギフトにも使えますね。
園芸店やホームセンタに足を運んで探してみてください!
チューリップと同じ時期に出荷されるのがラナンキュラスと言うお花でこちらは幾重にも巻いた花びらが薔薇のような形状をしていて、いわゆる見栄えがするお花です。チューリップとあわせて花のおしゃれ生活につかってみてください!
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冬~春限定で楽しめるチューリップの魅力を紹介してきました。人と花のおしゃれ生活にチューリップを取り入れてみてください!
フラワーベース選びでお花の持ちや美しさが変わります!
気ままに花を飾る
旬のお花や【お花のサブスク】を利用されている方むけにちょっとした素敵なお花の飾り方を紹介しています。
お花屋さんでも扱う品数が少なくなった枝物や毎週入荷するお花で作るお花のデザインを”誰でも簡単に飾れる”をテーマにお花のお手入れ方法なども織り込んで発信しています。
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