花選びのコツ/旬のお花の紹介

5月の切り花特集/さわやかな空の下に映えるときめきフラワー

5月が旬!!初夏を彩る素敵なお花達

5月のお花は初夏のお花が顔をのぞかせます。さわやかな季節にピッタリのお花を飾って楽しみましょう!

5月は端午の節句と母の日がありますね。

端午の節句には菖蒲

母の日にはカーネーション

そのほかにも魅力的な花や植物が顔を覗かせるので紹介していきます!

花菖蒲

5月5日は子供の日|端午のお節句ですね!

端午のお節句といえば菖蒲ですね。鯉のぼり・兜・柏餅・菖蒲湯

古くは奈良・平安時代においては季節の変わり目である端午の日に、病気や災厄をさけるための行事がおこなわれていたものが、武士の勃興による鎌倉時代を経て現在にいたるまで、伝統的な習わしが受け継がれてきたのが現在の端午の節句のようです。

端午の節句に飾られる花菖蒲ですが、旬は5月中旬以降から6月。各地にある菖蒲園で見事な花が咲き乱れます。

菖蒲はアヤメ科アヤメ属の多年草。

紫・白・青など色は多数あります。

華道においては葉がとっても重要で葉を丹念に組み合わせ、まるでそこに美しく咲いているが如く菖蒲を情景や心情をこめて丁寧に生けこみます。

お隣の画像は華道用の葉と花を組み合わせたセットになります。

花菖蒲を購入してお花がしおれてきたら取り除いてしまいましょう!

なんと数日後に2番花が膨らんでくるのです。

そう。菖蒲は2度咲きますのでくれぐれも捨ててしまわないように!

撫子(なでしこ)/ダイアンサス・ソネットシリーズ

撫子はダイアンサス属に属します。日本で自生する撫子秋の七草の一つであるカワラナデシコをはじめ、ハマナデシコなど4種が自生します。

画像の撫子はお花業界ではダイアンサスと呼び日本古来の撫子とは呼称を変えているのが一般的です。

このダイアンサス属にはカーネーションも含まれていて、茎の形状などは、ほぼ同じです。

この可憐なお花は、添え花として利用されることが多く、花菖蒲や季節の枝物と組み合わせると和風な感じが出てとっても重宝するお花のひとつです。

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カーネーション

母の日といえばカーネーション。

赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・青・複色(色混じり)

花色は多数で大輪(スタンダード)・房咲(スプレー咲き)とバリエーションが豊富な上、お花の持ちもとっても良いのがカーネーションの魅力ですね。

カーネーションは一輪だけでも存在感があってとっても重宝するお花であり、通年出まわる特に安定したお花です。原産は地中海性気候の地域で湿気は少々苦手です。

母の日には赤やピンクを中心に色別に制作された花束やアレンジメントをお好みで購入してお母さんへのプレゼントに充てると良いでしょう!

カーネーションは輸入(主にコロンビアや中国)と国産が流通していますが、国産品のお花は特に素晴らしく美しいものばかりです。

VIVRE SA VIEは国産のカーネーションをおすすめします。

母の日のカーネーションですが、この週間は(特に国産の上級品)通常の倍の価格になることがほとんどです。。。

母の日のアレンジメントは特に人気があります!

また鉢物もバリエーション豊富に出回っていますので、そちらを選ぶのも良いでしょう!

薔薇が旬

5月は薔薇がもっとも元気に咲き誇る時期で旬です。

上品な芳香を堪能したいなら規模の大きな薔薇園へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

数多くの園芸品種が流通するのもこの時期をおいてありませんので、是非この時期に購入するのがおすすめです!

切り花の薔薇も良い時期を迎えます。輪が大きく立派な薔薇を手に入れられるチャンスです。冬場は価格も高騰していた薔薇もこの時期は求めやすい価格に落ち着いてきます(母の日の週間は高騰中)

薔薇はフラワーアレンジメントや花束に欠かせない素材!

自分用に購入するのもこの時期はおすすめです!!!

ハイブリットスターチス

スターチスのハイブリット種は5月からしばらく旬のお花です。色や色の濃淡も多種多様で色落ちも少ないのが特徴。そのままドライフラワーやスワッグにして長く楽しめる逸材です!

色はピンクや黄色・白を中心に北海道や信州から皆様のお手元に届きます。

房の大きさもハイブリットスターチスの特徴。2~3本をバサッと大きく飾るのも良し、枝を小分けにしてアレンジメントや花束の添え花にしても良し!

使い勝手抜群でお花がとっても長く楽しめるのが嬉しいところですね!

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紫陽花の鉢

梅雨のイメージが強い紫陽花ですが母の日には欠かせないお花の鉢のひとつになっています。多様多種で色や形状もさまざま。

茜雲母の日の贈り物におすすめ 島根県オリジナル アジサイ4種

紫陽花はお花の咲き方ひとつとってもバリエーションが豊富。また色もさまざまなグラデーションが楽しめます。

紫陽花の鉢はお部屋の直射日光があたらない場所で鑑賞すると良いです。とっても華やかで心が落ち着きます。梅雨の植物だけあってお水は切らさないようにしましょう!お庭があるようなら花後、お庭におろす(定植)することも可能です。来年またお花を咲かせることでしょう!

リヤトリス

リヤトリスリヤトリス|5月が旬

キク科のお花リヤトリスは、鮮やかな明るい紫のお花を咲かせてくれます。園芸品種は6月~9月が開花時期ですが、切り花は5月頃から国内産が出荷されます。

棒のような形状なので”槍(ヤリ)なんていう裏言葉で取引されたりします。大きめのフラワーアレンジ(壺花)にラインフラワーとして使われることが多く仏花にも入れたりします。

華道ではこの時期良く使われる花材で自由化や華道伝承の方法で生けられます。

花持ちは良いですが、細かい葉が黒ずみやすいので余分な葉は落としておくようにします。

燕子花(かきつばた)

とても格式のあるお花で通常お花屋さんの店頭で売られることはあまりないお花です。

華道のお花で、注文対応で産地からお取り寄せしてお教室へのお届けになりますのでなかなか目にされることはないかもしれません。

この燕子花ですが、お花と葉の組み合わせで生けられるお花となっておりまして、花が2本~3本・葉が5~7本といった具合に数が決まって納品されます。

燕子花を上手に活けれるようになるには習熟度がいりますので、華道教室に長年通い勉強することが必要な難易度の高いお花です。

カラー(黄色)

白いカラーの出荷が落ち着いてくる5月中旬以降は黄色い国産カラーが素晴らしいので、ご紹介します。春は千葉県産のカラーが盛んでしたが、初夏に向けて東北からの出荷品が多くなります。

このように国産のカラーは発色が良いので花束やフラワーアレンジメントに入れると大変映えますので、是非使ってみてください!

ビバーナム・スノーボール

初夏を彩る明るいグリーが魅力のビバーナム・スノーボールは5月~6月が旬!短い期間ですがさわやかな初夏の空に映える素敵なお花です。

芍薬(しゃくやく)

5月が旬の芍薬は大輪のお花を楽しめます!何にもまして素晴らしいのが芳香!本当に香しい上品な香りは心を癒してくれます。信州よりたくさん入荷します!!

色彩も豊かに大輪の華やかなお花がなんとも魅力いっぱい!旬の時期を逃さないように飾って楽しみましょう!

一週間に1本ずつ違った芍薬を飾る!なんていうのもおしゃれですね!


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アルケミラモリス

バラ科 / ハゴロモグサ属(アルケミラ属)

繊細で優しい印象の黄緑のお花が爽やかでアルケミラ・モリスは、葉の形が聖母マリアのマントを思わせることから「レディースマントル」とも呼ばれます。

高原の産地から5月~7月まで届きます。

お花とお花を取り持つように使ってあげるのも良し、自然調(ナチュラル)なブーケやアレンジメントに効果的に入れるとその素晴らしさが際立ちます。

この季節に欠かせない素材ですね。

ミニアスター

夏向けのお花”アスター”のなかでもミニタイプをご紹介します。

キク科エゾギク(カリステファス)属

人気のアスターは仏様のお花にもよく使われるお花で色も豊富

白・ピンク・紫・赤と揃っています。

山野草のようにデザインすればまた違ったアスターの魅力を感じれると思います。

房状の枝を小分けにカットして使えるのでアレンジメントにも使いやすいお花ですね。

房スグリ

分類:ユキノシタ目スグリ科スグリ属

ヨーロッパ原産の房スグリをご紹介

熟すと赤い実が付くスグリはジャムや果実酒にも利用できる植物です。

5月~6月の間に鑑賞用のお花(枝物)としても出荷されます。

出荷初期の頃は、緑色の若い実が付いたもの、最盛期は赤く色づいたものも見ることが出来ます。

主にアレンジメントなどに利用されて季節を演出してくれる

とってもおすすめの旬花材になっています!

アレンジメント房スグリの花飾り

出荷された房スグリ

葉がたくさんついています。

飾る時は余分な葉を取り除いて(間引いて)実がはっきり見えるようにしておくと良いでしょう!

栄養剤も生け水に入れてしっかり持たせてみてください

実が熟して赤くなっていく様子を楽しめるかもしれません!

出荷時期は短いので、旬の時期に一度は飾りたい素材ですね。

5月のお花の特徴

春と夏の真ん中に位置する5月は魅力的な旬のお花を積極的に取り入れるのがおすすめです!残念ながら季節の端境期にもあたるので少しお花の品種・数量ともに品薄傾向になります。前半はお節句・母の日とイベントが続きますのでふんだんにお花を選ぶことが出来るでしょう!後半は夏に向けてのお花が出そろってくる時期になります。お花の持ちは徐々に持たなくなってくる季節になりますので、水の取り換えなどお手入れをしてあげてください!

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