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    花テク

    金魚草/スナップのお手入れ方法と飾り方

    金魚草/スナップドラゴン

    金魚草は11月後半~4月上旬まで出荷されるお花です。冬場から春先にかけて旬です。
    3 月にピークを迎えます。草丈が大きく、花も大きいベル咲きのジャイアントシリーズは
    秋から初夏まで出回ります。

    色とりどりの花を咲かせ、香りも楽しむことのできる「スナップ」。
    アレンジを豪華に見せたいとき、ラインフラワーとしても大活躍します

    学名:Antirrhinum majus
    和名:金魚草(キンギョソウ)
    分類:オオバコ科 キンギョソウ属
    原産:ヨーロッパ南部、北アフリカ

    花の形から、「竜の口」という意味のスナップドラゴンと名づけられ、
    略してスナップと呼ばれています。
    和名の金魚草も上向きに口が開く花姿を形容したものです。

    スナップは独特の香りが悪魔と病気を追い払うと信じられており、非常に古くからヨーロッパ各地で栽培されていました。1824 年にオレンジ色が出現してから急速に多くの花色が現れるようになり、20 世紀にはアメリカ合衆国の太平洋沿岸地域で温室栽培の切花が盛んになりました。

    日本へは江戸時代末期にすでに導入されていたとされますが、実際に栽培されるようになったのは昭和に入ってからのことです。

    主な生産地は千葉県、静岡県、香川県、埼玉県、愛知県

    品種

    普通咲き品種本来のキンギョソウの名前の由来になった、金魚の形に似た花型。水揚げがよいため、切花として最もつくりやすい品種です。

    アスリートシリーズ、メリーランドシリーズ

    ペンステモン咲き品種通常の金魚のような形ではなく、花弁が朝顔のように開き、花が穂状につきます。アレンジなどに使用されることが多いですが、低日照時に栽培すると花首が伸び、折れやすくなります。

    バタフライシリーズ、カリヨンシリーズなど

    金魚草のお手入れ方法

    日持ちのポイント
    ・葉が濃く茎が太いものが丈夫で、花が詰まったものが新鮮です
    ・葉がしおれたら新聞紙で巻いて深水につけましょう
    ・日持ちは約 1 週間
    ・水につかった茎が腐りやすいので、切り戻しと水かえをこまめに
    行いましょう
    ・切花栄養剤を使用すること小花の発色が良くなり、花もちが延長
    されます

    金魚草を購入したら余計な葉は取り除きます。

    お湯で茎を煮る(湯あげ)

    おすすめはお湯で茎を煮て水あがりを促成してあげることです。葉がしなっとなりやすい植物ですので効果はあります。5分ほどお湯につけてください。

    花穂が曲がっていたら新聞紙などで包み垂直に立てておくと直ります。

    植物体が重力の作用に対して起こす屈性により花穂の先端が上を向いて曲がるので、垂直に立てておく必要があるのです。

    アレンジメントにする際、後で花穂が曲がってくることも考慮しておくことも大切ですが、この花の曲がりも魅力の一つと考えることもできます。

    金魚草の飾り方

    おすすめの金魚草の飾り方は、他の素材とバランスよくアレンジすると効果的です。線を構成するに重宝なお花ですが、単体だと硬い雰囲気になってしまうので流れがあるお花・点と面のお花を添えるようにして春の柔らかい雰囲気をだすと良いでしょう。

    縦に長いアレンジメント

    横にスペースが取れないので縦長に枝物を添えて日持ちを考慮したアレンジメント

    あえて花穂のみを使ったアレンジメント。枝物を自由に絡ませるようにあしらい、奥に別のフラーベースに縦長の葉と赤いチューリップのみで線をイメージ。色のコントラスを楽しめる雰囲気に。

    金魚草の一本あたりの価格は150円~400円。サイズ(長さ)や等級(お花の作柄)で価格・産地によって差があります。

    金魚草は色とりどり ピンク 濃いピンク 黄色 白 オレンジ があります。

    最近は大輪の花を咲かせる品種も出回り、大きなアレンジにも使えるように
    なってきました。草丈の低いものから高いものまで、豊富な品種の中から
    用途に合ったものを選び、冬~春に飾ってみてはいかがでしょうか。

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