アルストロメリア基本情報
一年中出荷されているアルストロメリアは、花束やフラワーアレンジメントにもおなじみのお花。かつては周年花ではなかったのですが、品種改良が進みほぼ1年中扱われるお花になりました。お花の持ちも比較的よくカラーバリエーションが多いため、色をMIXした箱詰めで市場に出荷されています。
原種は南米で自生し生育環境もさまざま、春から夏にかけて咲くのが一般的なようです。
アルストロメリアは別名夢ゆり草(ユメユリソウ)と呼ばれ主な生産地は長野県や山形県となっています。
日本においてアルストロメリアの切り花が定着したのは、長野オリンピックのメダリストに授与されるビクトリーブーケにこの花が採用されたころから頻繁に使われるようになったと記憶します。その頃はまだカラーバリエーションは今ほど多くはなかったと思います。
ビクトリーブーケですが、リオデジャネイロオリンピックからブーケに代わり記念品が授与されるようになってしまいました。
アルストロメリアのお手入れ方法
アルストロメリアを購入したら基本的な水切りと生け水に栄養剤を入れる・無駄な葉を落とす程度の下処理で大丈夫です。
良いお花の選び方は葉の濃いもの・ハリがあるものを選ぶと良いでしょう。
アルストロメリアは花の上に蕾があり、最初に咲いたお花が枯れてしまう頃、2番目のお花が咲いてくれます。
最初のお花が”しわしわ”になってきましたら早めにお花を切ってしまうと2番目のお花がきれいに咲きます。またお花の終わりはバサッと散らばる感じで落ちるのでそれが嫌な方は早めにお花を取り除きましょう。
アルストロメリアを活ける
アルストロメリアの花の特徴としてお花があちこちを向いていて飾りずらいと言う意見もあります。
お花の向きがバラバラ どこが正面かわかりませんね。
このアルストロメリアはましな方です。全部が下向きに咲いてるなんてことも。。。
そんな訳で活け方を工夫すればこのお花の魅力を引き立たせられますのでご安心ください。
こちらのアレンジメントですが、アルストロメリアを作品のTOPに使うことで、あちこちに向いたお花の特徴を逆手にとって自由奔放な感じを表現してみました。
また、お花の横顔がきれいだったりするのであえて向きを気にせずに飾るのもポイントとなります。
この花の横顔を使うアレンジテクニックはユリなどのお花にも効果的です。
失敗しないアルストロメリアの飾り方
- 高さを出して活ける
- 花の向きをこだわらずに活ける
- 他のお花に埋め込むように使うなら枝を小分けにして使う
- 蔓や枝物と相性が良い
蔓性植物の赤蔓は秋の深まるころ出荷されてクリスマスリースの土台・華道に利用されます。蔓の個性的な曲がりなどをうまく活用すると作品にぐっと味が出ますし、乾燥素材として何度も使いまわしがきいて便利な花飾りアイテムです。
花飾りに少し難易度が高いイメージのアルストロメリアですが、1年を通して購入が可能・カラーバリエーションも豊富です。お花の特徴をふまえて飾ってあげると素敵になりますので是非おしゃれな花生活に取り入れてみてください!!
アルストロメリアのアレンジの幾つか
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