胡蝶蘭を贈る際に役立つFAQ（ビジネスシーン）/お花屋さん監修

法人むけ（ビジネスシーン）においては贈り先の例えばお祝いならどのようなお祝いなのかで贈る胡蝶蘭も変わってくるものです。また取引内容なども加味して最適な胡蝶蘭を贈ると失敗はありません。あくまでも一般論ですが、ビジネスシーンにおいて標準的な贈り物としては２万円の白い大輪胡蝶蘭を贈るケースが多いように思えます。

胡蝶蘭は、お取引先様への「昇進・昇格お祝い」や「開店祝い」「開業祝い」「移転祝い」「周年祝い」など、多くのビジネスシーンでお祝いの贈り物として最適です。

４月１日は昇進・昇格お祝いで数多くの胡蝶蘭が取引されますので、注文は早めに入れると良いでしょう。

同じように見えるかもしれませんが生産農家によって出来の差はあり、取引価格も変わってきます。格安の胡蝶蘭はそれなりに問題があるので格安になる訳です。ですので安価な胡蝶蘭を贈ると恥をかきかねないので注意が必要です。

昇進祝いとなると数多くの胡蝶蘭が届くものです。ましてや規模の大きな法人においては数十鉢の胡蝶蘭が届くことも稀ではありません。そんな中貧弱な胡蝶蘭を贈ってしまえば。。。と考えるとぞっとしますよね。一般的には２万ほどの大輪胡蝶蘭を贈っておけば安心ですが、心配なようなら２万５千以上の仕立てが良くお花の輪数がしっかりついている胡蝶蘭を贈っておけばまず安心です。



農家さんが丁寧に育て上げた胡蝶蘭を各品評会に出展し受賞された胡蝶蘭を言います。農林水産大臣賞などの受賞や金賞受賞胡蝶蘭が有名で胡蝶蘭そのものの美しさや花の仕立て具合い・花の持ち・新品種などあらゆる角度から品評され賞を与えられた胡蝶蘭です。受賞胡蝶蘭だからといって極端に価格が変わる訳ではありませんが、このような胡蝶蘭を扱う花のサイトから購入するのがおすすめです。



必ず付けなければならないと言う事はありませんが、ビジネスシーンでは付ける方が一般的です。なぜならビジネスシーンでは同時に数鉢の胡蝶蘭が届くことも多いので、誰から贈られたのかを分かりやすくさせるメリットがあるからです。名札は立て札とも言い縦書きと横書きがあります。

法人宛の胡蝶蘭ギフトならごく一般的に２万円からの価格を選ぶようにします。また胡蝶蘭は花の仕立て数や輪数によって価格が大きく変化します。２万円の胡蝶蘭ならお花が３本仕立て、輪数は３５輪から４０輪といったところです。その上になると花の仕立てが５本～10本（特別仕立て）と大きさがありますので、取引の大小やどのようなお祝いで贈るのかによって任意で選ぶと良いでしょう。

多くの胡蝶蘭は化粧鉢に仕立てられていますが鉢を覆うように華やかにラッピングするのが一般的です。胡蝶蘭の通販サイトではラッピングカラーを選べるところもありますので、気に入った色でラッピングを注文すると良いでしょう。

新築祝いなど、新しく建てられた物件や事務所のお祝いでは赤を避ける傾向もあります（赤が火事を連想させるため）。迷信とは言え、注意すべき点であるので気をつけましょう。

贈られる胡蝶蘭に白が多いのも事実ですが、白でなければならないと言う事はありません。ただ白い胡蝶蘭は気品にあふれておりますので贈られる頻度が多く、また無難な色であるのも事実です。

胡蝶蘭を宅配で送る場合はリスクがあります。運送中に振動などでお花が落下するケースもあり得ますので、出来れば手渡しで届く配送方法をとった方が安全かもしれません。落下した胡蝶蘭を受け取る側の心情も配慮すべきと思いますし、リカバリーに数日を有する事もあります。また受け取る側においても梱包用の箱が大きいので邪魔になる可能性もあります。

はいあります。多くの胡蝶蘭を扱う通販サイトでは、送った胡蝶蘭の画像を配信してくれるサービスを提供しているので、そちらを利用してみてください！

かかるケース・送料無料など各通販サイトごとに様々です。送料無料といっても最初に上代価格に上乗せされているケースもあったりしますので、無料が本当に無料かは別物です。基本的に東京近郊・大阪近郊の自社配送は無料だったりしますが、北海道や沖縄への配送は出来ないこともあります。そんな時は全国展開の花屋さんチェーンを利用するのも良いかもしれません。基本的に胡蝶蘭を送る場合（宅配便）は箱代・宅配料で５千円ほどかかるものです（ヤマト運輸など）

どちらも開店祝いにはふさわしい植物のギフトですね。もし迷ってしまった場合は贈る側にどちらをお求めか？を聞いてしまうのもマナー違反にはなりませんし、貰う側にとっては、逆にありがたい場合もあります。

お悔みに胡蝶蘭を贈るケースは多々あります。但し葬儀会場へのお届けは避けた方が良いでしょう。葬儀後～４９日前までにお悔み用のラッピングを施してメッセージなどを添えてご自宅へ贈るのが一般的です。この場合、必ずしも大きな胡蝶蘭でなくても良いでしょう。住宅事情などによっては小輪のコンパクトな胡蝶蘭なども最適です。