あなたのお父さんに最適なフラワーギフト
6月第三日曜日は母の日に比べれば盛り上がりに欠ける父の日ですが、お酒やお父さん向きの衣料品・雑貨に加えてお花を選ぶのも良いかもしれません。
単純に女性ならお花を貰って嬉しい!と思う方は多いのですが、男性であるお父さんは?というと「本当に喜んでくれるのか?」と心配ですよね。
長年のお花屋さんの経験から言うと半々です。とても喜んでくれるお父さんとそうでもなさそうなお父さんと。。。ともにいらっしゃいますね。
そんな訳で父の日のお仕事で起きた面白おかしいエピソードを紹介しながら、あなたのお父さんはお花や植物のギフトを喜ぶのか?ざっくり判断して頂ければ幸いです。
父の日のお花ギフト面白おかしなエピソード集
ちょっと困ったお父さんのケースを紹介します!
執筆者プロフィール;長年花キューピット・eフローラ等フラワーギフトシーンに携わる。フラワー装飾技能士。今は自由なスタイルでフラワーデザイナーをしております。
バカヤロー!伝票に記載された俺様の名前が間違ってやがる!どうしてくれる!俺をいったい誰だと思ってんだ!
このように怒鳴りながら電話を頂きましたので、先ずは丁重にお詫びしをして詳細をお調べして折り返し連絡することに。。。全国のお花屋さんのネットワークから受注した注文ということもあり、内容はデータで送られてくるので、発注店の方で入力ミスしたなと思い発注店に連絡したところ、注文主のお嬢さんが手書きで書いた伝票を間違いなく入力したと回答。念のため手書きの受注書をFAXで送ってもらった結果、このお嬢さんがお父さんの名前を(漢字)を間違えて書いたようでそのまま受取人に渡す伝票に印刷される。。。
そのことを電話でお伝えしたところ、最初の元気で猛々しい勇ましさが見る見る失せて消沈した様子で「娘が俺の名前をまちがえたのか。。。。」と数回繰り返しガチャ切り。。(笑)
まぁ。。。ご尊名はさぞお大事だったのでしょう。お気持ちはわかります。花どころじゃなかったですね。。。
父の日のお祝いに葬式の花が届いた!俺を殺す気か!
こちらはネット通販のカタログ商品経由で受注した父の日のフラワーアレンジメント。
全体的にブルーの仕上がりで上品なサンプルのとおりに制作してお届け。お父さんはご不在のようで、お母さまが代わりに受け取る。お母さまいわく「まぁ綺麗なブルーね」と喜んでおられたので、良かったなと。ところが数時間後受け取り主のお父さんから電話。
「今日は父の日のお祝いなのになんだ!!こんな青い花なんか届けやがって!!まるで葬式の花じゃないか!俺を殺す気か?」
「だいたい祝い事というのは紅白と決まってるんだ!それなのに赤く目出度い花が一つも入っていない!なぜだ?」
そこで
こちらはご注文主様が注文された商品をカタログのとおりに忠実に制作し、お花をお届けした旨を伝えたところ
「じゃあ娘がこんな葬式みたいな花をよこしたんだな!だいたい花屋のお前も常識から考えてなぜ娘にお祝い事は紅白でないといけないと教えなかったんだ!」
「とにかく俺は花なんて欲しくないし、ましてや葬式の花なんてもってのほかだ」
「俺は絶対に死なん!そう娘に言っておけ!」
電話の向こうでお母様の声「お父さん!お花屋さんにそんなこと言ったって。。。。。」
「うるさい!」ガチャ!!!
後日注文主の娘さんから「うちの父がなにか申し訳ありませんでした。。。。」との連絡を頂戴しました。。。
いえいえ。これも仕事のうちですから(笑)まぁ親子仲良くお願いしますね。
贈る側と貰う側の思いが(センスが)一致しなかった典型的な花贈りの失敗例といえます。
父の日のお花を届けたところ無反応
お花のお届けをしていると、喜びの反応が伝わってくるのが醍醐味なのですが、まれに、まれに無反応な場合も。
「父の日のお花を届けにあがりました」
「。。。。。。そこに置いといて。ハンコは?」
まったくお花を見ようともせず無反応。ハンコをおして花は玄関の片隅に置きっぱなし。ただの”モノ”が届いた程度。お手入れなんかもしないんだろうな。。。と思うとお花がなんだか可哀そう。。。
別に欲しくもないものが届いてしまった典型ですね。お花を受け取る時は大抵の人が笑顔になるものです。
とっても喜んでくださったケースも
薔薇の鉢を娘さんから贈ってもらって嬉しかったみたい!
男性はお花を貰う機会は少ないものです。会社の同僚の皆様から”退職時に花束で送られる”とかそんなものでしょうか。このお父さんのケースは娘さんから贈られた薔薇の鉢を大切に育てたほっこりエピソード。
娘さんから贈られた黄色い薔薇の鉢を嬉しそうにお受け取りになられ、育て方などを質問されたので、一通りをお伝えしたところ、園芸に大変興味を持たれたご様子でした。数か月後この薔薇の他、数種類の植物のお写真をもってご来訪下さり植物を育てる魅力をお話し頂きました。とってもほっこりするエピソードですね。またお花を贈る喜びも同時にお知りになられたようで、毎年奥様に贈る薔薇の花束を注文されるようになり、父の日に娘さんからもらった薔薇が立派な株になっていく様子の写真もあわせてご持参くださったというお話です。
お花を頂いて嬉しい男性もいるということですね。というか以外と喜ぶ男性も多いんです。ただ、お花を持って歩いたり、面と向かって渡されるのがどうも恥ずかしい。。。
お花屋さんを長年やっていると、男性はお花を持って歩くのがとにかく恥ずかしいみたいですね。見えないように包んでほしいと言う方も多いです。私なんかは大きな花束を抱えて電車に乗ったりするのが当りまえなんで恥ずかしいという概念がないんです。それどころか、女性に話しかけられたりするわけです(大抵ご年配の女性に)「このお花綺麗ね!なんていうお花?」なんてね。
父の日にお花を贈られて嬉しいと感じるお父さん像
では父の日にお花を贈られて嬉しいと感じるお父さんはどんなお父さんでしょうか?というテーマで実際商品をナビゲートしてみました。商品選びにお困りの方は是非参考にしてみてください!
家族思いの愛妻家タイプのお父さん
このようなタイプのお父さんならきっとお花のギフトを喜んでくれそうですね。なぜなら家にお花があり奥さんや家族が喜んでいる姿を見るのが心地よいタイプと言えるでしょう!つまり自分が貰う喜びだけでなく家族が喜ぶものなら何でも喜んで受け取ってくれそうです。そんなお父さんにはお花と食べ物/飲み物のセット商品がおすすめです!
お花とワイン/日本酒のセットなら父の日の食卓を彩り豊かに飾ってくれますね!
スイーツとお花とかも良いかもしれませんね!
このようなセット商品は早めに注文しとかないと完売率が高いのが特徴です。
父の日にはひまわりや黄色い薔薇がおすすめ!
父の日とお花について、お花のお仕事を通じて感じたちょっとしたエピソードを添えて綴ってきました。父の日にお花を貰って嬉しいと感じるお父さん像は家族思いの愛妻家のお父さん!こんなお父さんいは、お花とのセット商品がおすすめ!と思います。もちろんお花だけを贈るのも良いかもしれません!
ところで父の日にはお酒も候補のひとつ。。。。うーーーん嬉しいかもです。
好奇心旺盛なお父さんならちょっと変わった日本酒もおすすめです!これ実際に貰って嬉しかったので紹介しときます。
「日常にワクワクを仕込もう」日本酒スタートアップWAKAZEさんの日本酒。山形・三軒茶屋・フランスに拠点を持ち、世界初の酒蔵としてフランスでの醸造を実現しワイン樽熟成日本酒やボタニカルSAKEを始めとした、新しい領域にチャレンジし続けているちょっと気になる酒蔵さんの日本酒がとっても面白い!!
とにかく新しい領域に挑む新しい日本酒を提供する注目の酒蔵さん。ワイン樽やウヰスキー樽で熟成された新感覚の新しいお酒や果実の香り豊かなどぶろくなどが揃ってます。
おすすめはスパイシーなスパークリングSAKEなど楽しいラインナップが魅力いっぱい!!
ちょっと知的で新しいもの好きなお父さんならこんなプレゼントもオシャレかな?
潤い生活のススメ!
花・食・音楽など生活に潤いを与えてくれるテーマから各トピックスごとにまとめたお役立ち情報サイトです。