枝を飾れば潤い花生活の上級者
ついつい、かわいいお花ばかりに目がいきがちですが、枝を飾るのってとっても素敵なんです。枝の物の良いところは大きく活けることでゴージャスなスペース感を味わえること・素材が長持ちすることです。
また季節ごとに趣ある素材に出会えることも魅力のひとつ。冬から春なら寒桜やソメイヨシノも入手可能。芽吹きの枝物や花を持たす枝物。晩春にはつつじや小手毬。初夏にはジャスミンの枝や緑豊かな満天星(どうだんつつじ)。秋には色づいた紅葉の枝etc
季節を濃厚にあらわしてくれる植物はとっても貴重でありがたい素材です。
今回は連翹(れんぎょう)を紹介します。
連翹はモクセイ科の樹木で鮮やかな黄色のお花を枝いっぱいに咲かせる植物です。ソメイヨシノが咲くころ同時に開花して桜のピンクと足元にこの連翹が植えられた植栽は日本の春の魅力を存分に堪能させてくれます。
画像の連翹は朝鮮連翹と言う品種ですが、他に日本連翹と言う品種があり、特に華道の世界では日本連翹の枝ぶりは格別で珍重されます。
連翹の水揚げ処理
連翹の枝の内部は空洞になっているので、力を入れなくても軽くカットすることが出来ます!
枝のもの全般の水揚げ方法ですが、茎の部分を十文字にハサミを入れて水を吸い上げやすくしてあげる方法が一般的です。
尚ハサミは枝切用を購入しておくと安心です。ちょっとした固い枝も楽に切り落とせます。
連翹をカジュアルに飾る
枝の流れを十分に楽しめるアレンジメントも素敵です。他のお花をあしらうと春を先どりした雰囲気になります。
効果的な飾り方としてフラワーベースを2個以上に分けてそれぞれのお花を活けるとより一層素敵になります。
和を感じたいなら
枝の物は特に和を感じたい方におすすめです。床の間があるおうちなら焼き物の花瓶に一枝、あしらいのお花一輪だけ添えてみるだけでもいい雰囲気に。
枝の物を飾るメリット
- 少ない本数でスペースを大きく飾れる
- お花より長く持つ
- 花付の枝物なら開花していくと豪華に
- 季節感を存分に堪能できる
枝物の購入をお考えなら街の花専門店がおすすめです。装飾業務をこなしているお花屋さんなら季節の枝物をふんだんに取り揃えているはず。是非足を運んでみてください。
気ままに花を飾る
旬のお花や【お花のサブスク】を利用されている方むけにちょっとした素敵なお花の飾り方を紹介しています。
お花屋さんでも扱う品数が少なくなった枝物や毎週入荷するお花で作るお花のデザインを”誰でも簡単に飾れる”をテーマにお花のお手入れ方法なども織り込んで発信しています。
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