ネイティブフラワーは南半球原産で、オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカから入ってくるお花でワイルドフラワーともよばれます。
とても個性的なのが最大の特徴で、独独の進化をとげたイメージのお花が多いですね。
いつも飾るお花のなかにネイティブフラワーをそっと入れてあげるだけで、雰囲気がガラッと変わるので、花飾りのアイテムに利用すると良いでしょう。
ネイティブフラワーの特徴
見た目がワイルドな感じのネイティブフラワーの最大の特徴は原始的な植物の遺伝子をそのまま受け継いでいる感じです。
やや荒々しいフォルムは、そのまま飾っても良し、やわらかいフォルムのお花とあわせて飾っても面白いです。
個性的な花の表情を自分なりに想像を広げながらお花を飾ることをおススメします!
お花の持ちは?
ネイティブフラワーは乾燥に強い植物が多いのも特徴です。
そのためドライフラワーに利用されることが多く、スワッグやリース素材として使う頻度が多いので、長く楽しめるお花と言えます。
出まわる時期は?
年間を通して市場に出回りますが、特に多くの素材が出回る時期は10月~12月の間で、クリスマス前の11月中旬~12月中旬はもっとも種類が多く需要もありますので、この時期に好きな素材を購入すると良いでしょう。
価格は?
素材によって価格はピンキリ
大きなキングプロテアなどは1本2000円~3000円もするほど高価ですが、直径が25cm以上もあるお花なので1本あるだけでも物凄い迫力です。
とくに需要期の11月後半~12月中旬は引き合いも強くなるので「いつもよりお高い感」がある場合も多いですね。
おすすめのネイティブフラワー
ピンクション
オレンジ・イエローのカラーバリエーション
紅葉の時期に利用すると素敵な秋を演出できることから人気の高いお花です
南アフリカ沿岸部に生息するお花でとても長持ちします
南半球では春に咲くお花で6~8週間咲き続けるそうです。
北半球では秋に輸入量が増えるので一度飾ってみてはいかがでしょう
平均価格1本500-位
シルバーブルニア
コチラも南アフリカ原産 ブルニアという科の植物
通年を通して出荷されていますが、クリスマスリース・スワッグには欠かせない素材となっており、その頃の引き合いはとても強いです。
そのままドライフラワーになってしまうので多くの作品に使える重宝な素材といえます。
平均価格¥150~300-
バンクシア
オーストラリア全土に分布する植物で庭木として人気があります。
乾燥気味の気候のなかで育ったお花なので、水揚げをしないでドライフラワーのように使います。
大きいお花なので迫力があり、個性的なフォルムはスワッグなどに入れると見栄えがします
独特な形状を活かしたアレンジに入れると目を引く作品になるので、
多く出まわる時期には引き合いが強い植物と言えます。
平均価格¥800~1200くらい
コチア
雪を被った針葉樹林みたいに見えるこちらの花はネイティブフラワーのコチアです。
手に取ってみると ふわふわとした感触の植物で、クリスマスにむけ多く利用される素材です。
このコチアですが、多くは夏場雨のほとんど降らないイスラエルの乾燥地域で栽培され、出荷するまでに8年ほどかかる育てるのが難しい植物だそうです。
輸入は11月~12月中旬ころのみ。クリスマス風の作品にぜひ使ってみましょう!
平均価格¥200~300-くらい
ここまで紹介した4点を使用したアレンジメント
使ったお花;珊瑚みずき 飛竜シダ アルストロメリア ピンクション シルバーブルニア バンクシア コチア ブルーアイス ヒムロ杉 マム ホワイトレースフラワー
気ままに花を飾る
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