生きることを豊かにするための本や音楽について
日々つまずき、そして立ち上って歩き出す。ところがどうも立ち上げれそうにないなと感じる事だって生きている以上は、人によって違うけど、何回かは遭遇するのではないだろうか?
日々の生活において、リンゴはなぜ赤いのか?(むろんグリーンや黄色のリンゴだってある)を真剣に考える人はそんなにいないと思うけど、その人にとっては「そのリンゴがなぜ赤いのか?」を真剣に考えざるを得ないことだってあると思う。
今はネットで検索をすると、ほとんどの事がさらっと解決したりするんだけど、結局のところ、心の芯に突き刺さるような現象にはめったに出会えないばかりか、検索に時間ばかりを有するほど情報は溢れすぎていると感じる。
本とて同じで何かを解決したいがゆえに書店に行ったとする。僕の場合「こういった類の分野で自分が欲っしている情報が網羅された本を探したい」と漠然とイメージした思考で行動するものだから、めったにそれを手にすることが出来なかったりするばかりか、ついつい自分の嗜好にあった作家などに引き寄せられて、また同じような本を購入してしまい、ついぞや「新しい世界」や「自分にとっての発見」を逃してきたような気がしてならない。
そこで出会ったのがflierと言う本の要約サイト。この要約サイトはすごく良く出来ていて、ライターさんのレビューから始まり、その書籍の要点→要約がなされる。10分要約サービスflier
この要約が実に読みやすくて、1冊10分で読める本の要約サイトというキャッチコピーの通り、>気になるあの本を雑誌のようなインターフェースで読めてしまいます。
その本を選ぶべきかの判断にも使えるし、ある程度サマリを知ってたほうが実際に本を読むときも早いよね。
全然違うから試してみて欲しい。
flierの公式サイトへ!ゴールドプランが1ヶ月無料で1,800円
通常入会より毎月200円お得です!!
僕は音楽がこの世の中でもっとも大好物なんだけど、音楽にしても本にしても今は簡単に欲しいジャンルの何かが手に入る時代だ。ぽちっとパソコンなりスマホの画面をクリックすれば音楽ならストリーミングで聴けるし(曲を購入しなくても動画配信サイトでただで聴ける)本ならネット通販で注文するだけですぐに届けてくれる。
よく考えることまでもなく、実にお手軽な時代と言えよう。本屋に行ってあちこち探さなくてもよいのだ。ようやく得た知識でその本の存在を知り、購入しようと書店に赴いたところあいにく売り切れ。予約注文をして再度来店などと言う、膨大な無駄な時間を費やすことはネット通販ならない。
逆説的に言うと今の時代より昔の方が楽しかったりする。ラジオから流れてきた曲に一目ぼれしてしまい、どうしてもその曲のレコードやCDが欲しいと思いたったが、それを購入したくてもそれがどんな曲のタイトルで誰の作品なのかを調べるところから始まって現在のようにネットがそんなに普及していなかった時代は、それを手に入れた時の喜びが大きかったような気がする。今なら「○○のCM 歌っているの誰?」とか入力して検索すればすぐに答えを引き出せる。
レコードやCDのアルバムならパッケージ全体の絵や写真にまず魅了され、一曲づつ聞きこみながらライナーノーツを読み込むのだ。もちろん歌詞も曲を聴きながら毎回読み込む。そんな楽しみがあったことも事実。
ライナーノーツ(英語: liner notes)またはライナーノートは、音楽レコードや音楽CDのジャケットに付属している冊子等に書かれる解説文をいう。 通常はアーティスト本人ではなく音楽ライターやレコーディング関係者などによって執筆される。 転じて、それらが記載された冊子自体を指す場合もある。
しかし現在はどうであろう。気に入った曲だけをいとも簡単にダウンロードするだけでよいのだ。ダウンロードできる曲は無限だとも言えるくらい。
とにかくネット時代は忙しい。次から次へと情報が降ってきては降り積もってゆく。ちょっと前の出来事は瞬時に古いものとなり、次から次へと降り続ける情報に埋もれていくばかりだ。
このコラムでは情報がしんしんと降り続く雪のように、地面を覆いながら埋もれてゆくような価値あるものとは程遠く、単に感じたことを綴るような実に気楽な雑記のようなものとなっておりますので、予めおことわり致します。